iOS 16.4、iPadOS 16.4などに加え、Appleは本日「watchOS 9.4」を正式にリリースした。目立った新機能の追加はアナウンスされておらず、主に不具合などの修正がメインのようだ。アップデートをインストールするには、まずiPhoneでiOS 16.4をダウンロードする必要がある。その後、Watchアプリを開き、[一般]>[ソフトウェアアップデート]をタップすることで行うことができる。Apple Watch Series 4以降でアップデートが可能だ。
アップデートがすぐに表示されない場合は、お使いのデバイスに反映されるまでに時間がかかる場合がある。
watchOS 9.4の更新内容
新機能
- 睡眠中の誤操作を防ぐため、カバーでミュートするジェスチャーで目覚ましアラームが消音されなくなった。
- モルドバとウクライナで、過去の排卵日推定と周期逸脱アラートによる周期追跡が可能になった。
- 「AFib History」がコロンビア、マレーシア、モルドバ、タイ、ウクライナでリリース開始
AFib Historyは、心房細動の症状が続く期間(AFib burden)を長期的に可視化するもので、ユーザーはこの情報を医師と深く議論することが出来る。Appleによる説明は以下の通りだ。
AFibは慢性疾患ですが、AFibで過ごす時間の長さは人によって変わります。心房細動の人は、健康で活動的な生活を送っていることが多いのです。定期的な運動、心臓に良い食事、健康的な体重、そして心房細動を悪化させる可能性のある他の病状の治療により、心房細動の状態にある時間を短縮できる可能性があります。心房細動を放置すると、心不全や血栓による脳卒中につながる可能性があります。
心房細動履歴は、心房細動の兆候を示す時間(心房細動負荷)を長期的に把握できるため、この情報を医師と共有し、より豊かな会話をすることができます。
また、その他細かな修正や、パフォーマンス向上が行われている。
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