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Microsoft、新しいBingがGPT-4を採用していたことを明らかに

今年の初め、MicrosoftがOpenAIのGPTモデルに基づく、新しいBingを発表したとき、両社とも、このBingがChatGPTを搭載したモデルの次世代バージョンであると述べただけで、具体的にどのバージョンのGPTが使用されているかは明らかにしていなかった。噂では、「GPT-4が使われている」と囁かれてきたが、今日、OpenAIがGPT-3.5を大幅に更新したGPT-4を発表した事で、Microsoftも情報を解禁し、Bingが実はずっとGPT-4を使っていたことを明らかにした。

「新しいBingが、検索用にカスタマイズしたGPT-4で動作していることを確認できて嬉しく思います。この5週間の間にいつでも新しいBingのプレビューを使ったなら、あなたはすでにこの強力なモデルの初期バージョンを体験したことになります」と、MicrosoftのコーポレートVP兼コンシューマー向けチーフマーケティングオフィサーであるYusuf Mehdi氏は述べている。

新Bingが、恐らくMicrosoftが予想したよりも荒いスタートを切った後、同社はここ数週間で新Bingを素早く反復し、初期に多くの制限をかけた後、現在は再び緩めつつある。昨日、Microsoftは、1回の会話で可能なターン数を15に拡張し、1日に150回までチャットができるようになっている

加えて、Mehdi氏は、「OpenAIがGPT-4やそれ以降にアップデートを行うと、Bingはそれらの改良の恩恵を受けることができます」としており、Bingが常に最新のOpenAIのAIを搭載する事も示唆している。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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