Instagramの共同創設者たちが作った、AIによりパーソナライズされたニュースを届けてくれるリーダーアプリ「Artifact」が、サインアップ不要で一般公開された。
Instagram のクリエイターであるKevin Systrom氏とMike Krieger氏は、招待制のニュースアプリとしてArtifactを発表しており、これが友人とニュースを議論できるようなソーシャル要素を含むよう進化することを約束していた。本日の発表で、Artifactは登録不要で利用できるようになり、アプリ初のソーシャル機能を導入し、ニュースの閲覧体験をよりパーソナライズするためのフィードバックコントロールを追加するなどの変更を加えている。
今回追加されたソーシャル要素として、連絡先をアップロードして、ある記事が友人たちの間で人気を博しているかどうかを確認するオプションが追加された。連絡先の間で十分な人気がある記事の横には、バッジが表示される。
ただし、Systrom氏はTechCrunchに、特定の友人の誰がストーリーを読んだか、また何人読んだかを見ることはできないと語った。バッジが表示されるための閾値も設定してあるので、連絡先を1人だけアップロードして、彼らが読んでいるものを追跡するために機能を使用することは出来ないという。
最終的には、Artifactはユーザーがアプリ内で記事を共有したり、コメントしたりする方法を持つことになる。ベータ版ではすでに、人々がシェアしているものを集めたDiscoverフィードが用意されている。当然ながら、ユーザーはそれらの共有された記事に「いいね!」やコメントをつけることができる。
Artifactアプリには統計機能があり、最もよく読んでいるカテゴリや出版社を可視化することも出来ると言う。また、記事をより狭い範囲のトピックにグループ化することもできるようになった。一方、記事や出版社が気に入らないときに表示することができるようになり、アプリはその表示を減らすことができるようになっている。出版社自体をブロックすることも可能だ。
Artifactは、現在iOSとAndroidで利用可能となっている。
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