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NVIDIA、RTXビデオの超解像を搭載したR530ドライバを月内にリリース予定

CES 2023で、NVIDIAが披露した注目の新機能が、AIによるアップスケーリングで映像の解像度を高める、「RTX Super Video Resolution」だ。予告通り、この新機能はRTX 30および40シリーズのグラフィックスカードにまもなく提供され、旧来のRTX 20 GPUでも後日対応する予定とのことだ。

最近のNVIDIA RTX VSRのチェンジログによると、GoogleのChrome 110ブラウザはすでに新しい技術をサポートしているが、NVIDIAが次のアップデートを通じてこの技術を有効にするまでアクティブではない。

ユーザーは、同社独自のControl Panelアプリケーションを使用して、新しいNVIDIA VSRを制御することが出来る。NVIDIAのコントロールパネルは、最新のビデオ技術がユーザーのグラフィックカードに対応しているかどうかを確認する。

互換性のあるGPUを使用しているユーザーは、R530ドライバーブランチを受け取ることになるが、ドライバーを使用しているRTX 20シリーズカードを使用しているユーザーは、新しいアップデートまではしばらく待つことになりそうだ。

この機能は、最低限必要なnvidiaドライババージョン(現在バージョン530.xxが目標)を確保するために、同じdisable_vp_super_resolutionフラグによってゲーティングされます。デバイスIDベースのゲーティングはなく、ドライバが内部的にこれを決定し、当初は最新世代のGPUのみがサポートされます。

Intelの場合と同様に、この機能はビデオ再生時のGPU消費電力に影響を与えるため、外部電源で動作しているときのみ有効で、バッテリー電源への切り替えを検出すると自動的に無効になります。

Chromiumを通じて提供されるユーザーアクセス可能なトグルはありません。代わりに、手動で機能をオフにしたいユーザーのために、新しいシステム全体のオプションがNVIDIAコントロールパネル-アプリケーションに追加される予定です。

— Romain Pokrzywka, NVIDIA

NVIDIAは、新しいRTX Super Video Reoslutionは、消費電力が多い為、外部電源を使用するシステムでのみ可能であるとのことだ。バッテリー駆動のラップトップでは使用できないと言う事になる。


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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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