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Quantum Machinesが2,000万ドルの資金を追加、合計資金調達が1億ドルに到達

実用的な量子コンピュータの実現を加速させる量子制御ソリューションを開発するQuantum Machinesは、さらに2,000万ドルの資金を調達し、同社の総資金額が1億ドルに達したと発表した。このラウンドには、新規および既存の投資家が参加している。

また、Quantum Machinesは、顧客基盤が過去1年間で急激に拡大し、世界中の280以上の量子コンピュータ施設に到達したことを発表した。

Quantum Machinesのソリューションは、幅広い種類の量子ビットを制御することができ、同社によると、既存のハードウェアと統合した場合、顧客は通常、量子ワークロードを100倍以上高速化することができるという。

このため、Quantum Machines社の技術は広く採用され、現在では23カ国、280社以上の顧客に利用され、クラウド事業者、研究所、国立センター、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)センターが運用する量子コンピュータの大部分を動かしているとのことだ。

Quantum Machines社の共同創業者兼CEOであるItamar Sivan氏は、「世界中の企業や政府は、量子コンピュータがもたらす破壊的な可能性に着目しています。彼らは、量子コンピュータ革命の最前線に自組織や自国を位置づけるために、今日、多額の投資を行っています。彼らの考え方は明確で、負けることは選択肢にありません。また、当社のスケーラブルで柔軟なアーキテクチャは、彼らの量子インフラが将来にわたり、明日の量子テクノロジーと互換性を持つことを保証します。」と、述べている。

Quantum Machinesは昨年、国際的な企業のコンソーシアムと共同で、イスラエル量子コンピューティングセンターの設立を主導するために選ばれた。このセンターは、複数の種類の量子プロセッシングユニットシステムをひとつ屋根の下に収容する世界初の施設となる。




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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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