DSCCのアナリストで著名なリーカーであるRoss Young氏は、同氏のサブスクライバー限定のツイートの中で、Appleが2025年春にマイクロLEDディスプレイを搭載したApple Watchをリリースする見込みである事を述べている。
Apple Watchは現在、全てのモデルで有機ELを使用しているが、このディスプレイ技術の限界をAppleは認識しており、近い将来にマイクロLEDに移行する計画のようだ。
MicroLEDの利点は、有機ELよりも輝度とシャープネスが向上することだ。どちらの技術も極端な局所調光と無限に近いコントラストが可能だが、マイクロLEDパネルでは表示するコンテンツをより詳細に制御できるようになる。
Apple Watchのユーザーは、より鮮明な表示、太陽の下でも更に視認性が良くなり、焼き付きの可能性がなくなる新たなディスプレイを用いることが出来る様になるかも知れない。
AppleがApple WatchにマイクロLEDを搭載するという噂は今回が初めてではなく、先週にも、アナリストのJeff Pu氏が、Apple Watch Ultraが2024年までに2.1インチのマイクロLEDパネルを搭載する可能性があると述べていた。
AppleのマイクロLEDへの投資は2014年から始まっており、噂では、同社がまずApple Watchに、そして最終的にはiPhoneにこの技術を使用する可能性が示唆されている。最近では、より具体的に2023〜2024年にAppleがこの技術を採用する事が示唆されてきている。
ただし、Ross Young氏の指摘は奇妙な物で、Appleは通常秋にiPhoneと共にApple Watchのアップデートを行ってきているので、2025年の春にリリースというのは不思議だ。また、Apple製品全体で今年はあまり大きなアップデートが期待できないと言うことで、恐らくApple WatchへのマイクロLED搭載も来年まで持ち越しとなるだろう。
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