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クアルコム、将来のSnapdragonコンピューティング・プラットフォーム向けに次世代CPUコア「Oryon」デザインを発表

Snapdragon 8 Gen 2の発表に続き、Qualcomm(クアルコム)は2024年に正式発表する予定のカスタムCPUコアの名称を「Oryon」と発表した。

Qualcommのコンピューティング&ゲーミングビジネスユニットのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャであるKedar Kondap(ケダー・コンダップ)氏によると、「Oryon」CPUコアデザインは、ワットあたりの性能を固定し、GPUと人工知能のアクセラレーションとともに、CPUコンピューティング性能を高めることで再び全体のコンピューティング性能を改善したいと考えているとのこと。

また、QualcommはMicrosoftとの協力により、将来のSnapdragonコンピューティングプラットフォームをより統合された形でWindows 11に搭載し、Adobe社などのサードパーティソフトウェアプロバイダとより密接に協力して、SnapdragonデバイスでWindowsにネイティブなソフトウェアサービスを提供するとともに、より多くのエンタープライズ向けサービスに対応する予定です。また、Adobeなどのサードパーティソフトウェアプロバイダーと協力し、Snapdragon搭載デバイスのWindowsにネイティブなソフトウェアサービスを提供し、より多くの企業のニーズに応えていく。

ただし、QualcommはOryon CPUコアの設計の詳細を明らかにしなかったが、まずはノートブック用途をターゲットにしてPC並みの演算性能を提供し、その後携帯電話などのモバイル端末に搭載される可能性が高いという。

Oryon CPUコアのデザインは、最近NUVIAの技術資産を買収して、より高性能なArmベースのプロセッサを実現したもので、実際のアプリケーションは2024年に、デザインは早ければ2023年に発表される予定だ。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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