Twitter(ツイッター)を買収してわずか数日後、Elon Musk(イーロン・マスク)氏は従業員に最初の指令を下した。これは、現在同社が提供している(日本では未導入)の月額4.99ドルの有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」に関して、機能を拡張し、新たにユーザーの認証機能を統合した月額19.99ドルのサービスに生まれ変わらせるものだ。これが期限内に実現出来なければ、チームのメンバーは全員解雇されるという。
この状況に詳しい関係者やThe Vergeが見た内部情報によると、Twitterは新しいTwitter Blueの購読料として19.99ドルの課金を開始する可能性があるとのことだ。Twitterは、現在公式に認証したユーザーの名前の横に青いチェックマークを表示させている(タレントなど本人のアカウントでも申請してもチェックマークが表示されないこともあり、基準は不明)だが、現在のプランでは、認証ユーザーは90日以内にTWitter Blueに加入しなければ認証バッジを失うことになる。
この新たな19.99ドルという価格は変更される可能性があるが、プロジェクトに取り組んでいる従業員は、10月30日に、11月7日までにこの期限を守る必要があると言われたという。新機能の立ち上げに失敗した場合は、解雇となるようだ。
Musk氏は、Twitterのアカウント認証やボットも見直したいと声高に主張している。それだけでなく、彼はサブスクリプションを全体の収益の半分になるところまで成長させることに力を注いでいる。日曜日には、Musk氏は次のようなツイートまでしている。
PlatformerのCasey Newtonは、Twitterがユーザー認証のためにお金を請求することを検討していると最初に報じた。
これが実際に実行に移されるかどうかは、まだわからない。しかし、過去数年にわたり無料で認証を受けてきた多くのTwitterユーザーにとっては、あまり好ましくない変化であることは事実だろう。これが、Musk氏の言う「認証プロセスを全体的に見直している」事の一環であることは確かだが、これは始まりに過ぎず、Twitterは今後も多くの事が変わっていくに違いない。
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