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Intel、Raptor Lakeが標準で6GHz、オーバークロックで8GHz動作することを公開

IntelはTechnology Tour 2022において、同社の次世代CPU「Raptor Lake」が純正設定で6GHzで動作可能であり、8GHzの世界オーバークロック記録を樹立したことを公開した。また、Intelは、シングルおよびマルチスレッド性能の印象的な性能予測も共有した。

注目すべきは、6GHzというピークが、AMDのRyzen 7000プロセッサの5.7GHzよりも300MHz速いという点だが、どの製品がそのピーク速度を達成するかはIntelから発表されていない。また、6GHzのチップが初期のリリースで登場するのか、それとも特別仕様の「KS」モデルになるのかも定かでない。また、IntelはRaptor Lakeについて、SPECintrate_2017で測定し、Alder Lakeと比較してシングルスレッドで15%、マルチスレッドで41%の性能向上を実現し、全体で「40%の性能スケーリング」を達成すると主張している。

在庫時のピーク動作クロックが6GHzであることと、Raptor Lakeのオーバークロック記録が8GHzになったこと(ただし、これが全体の世界記録なのか、単にIntelの10nmチップの世界記録なのかは不明)についてのティーザー以外、同社はまだそれ以上の詳細を共有していない。

Intel 第 13 世代 Core シリーズは、AMD が Ryzen 7000 CPU の販売を解禁する、9 月 27 日のイノベーション イベントで発表される予定だ。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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