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アップル、App Storeの広告を検索から「Today」タブなどに拡大する計画

Apple(アップル)は広告ビジネスを拡大し、App Storeに2つの新しい広告枠を追加する。現在、App Storeには、メインの「検索」タブに1つ、検索結果に1つ、合計2つの広告枠があるが、本日発表された2つの新しいApp Store広告では、App Storeの「Today」トップページと、個々のアプリページに広告が表示されるようになる予定だ。

Todayタブの広告は、そのタブの他のコンテンツで使用されている大きなカード形式で表示されるが、アプリ名の下に「広告」という文字が入った小さな青いボックスが表示され、広告である事が明示される。個々のアプリページの広告は、ユーザーが見ているアプリに関連するアプリを提案する「こちらもオススメ」ヘッダーの下に表示される。App Storeの検索と同様に、アプリページの広告は、他のおすすめと区別するために青くハイライトされる。9to5Macによると、広告バイヤーはこれらの広告で特定のアプリケーションをターゲットにすることはできないが、広告はその下に表示されるアプリに関連するものになるという。

Appleは、MacRumors、9to5Mac、およびAppleInsiderへの声明の中で、「Apple Search Adsは、あらゆる規模の開発者にビジネスを成長させる機会を提供します。私たちの他の広告の提供のように、これらの新しい広告の配置は、同じ基盤上に構築されています – 彼らは唯一のアプリの承認App Storeの製品ページからのコンテンツを含み、同じ厳格なプライバシー基準を遵守します。」と述べている。同社は、この新しい広告のテストを間もなく開始する予定だ。

Appleは2016年に初めてApp Storeの検索結果に広告を表示し始め、9月にはパーソナライズド広告を有効にする許可をユーザーに求め始めている。新しい広告スポットは、AppleがApp Storeから収益を上げる新しい方法を模索していること、そしてサービス事業を成長させ続ける同社にとって、広告がより重要な柱になる可能性があることを示している。

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masapoco

TEXAL管理人。中学生の時にWindows95を使っていたくらいの年齢。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題が得意だが、テクノロジー関係の話題も大好き。最近は半導体関連に特に興味あり。アニメ・ゲーム・文学も好き。最近の推しは、アニメ『サマータイムレンダ』

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