VRバスで楽しむ古代ローマへの仮想タイムトラベル体験

© Invisible Cities

タイムトラベルはそれが可能なのかどうかすらもまだ証明されてはいないが、もしデロリアンに乗って古代ローマに行ったらこんな感じに見えるのかなと疑似体験することは既に可能になっている。イタリアのスタートアップ企業「Invisible Cities」が、VRバスで楽しむ古代ローマツアーを提供しているのだ。

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Invisible Cities : VR BUS ROMA

バーチャルリアリティバスを使って2000年前のローマを旅する

Invisible Cities」のVRバスは、これまでにない強力な3Dテクノロジーを用いて、古代ローマの町並みを30分間かけて案内してくれる。

VRと言うと、最近ではヘッドセットを頭にかぶるタイプを想像するかと思うが、このVRバスではそういった物が必要ない。代わりに、Invisible CitiesのVRバスでは車内の窓の前に4K有機ELのスクリーンを配置して、これによって没入型の3D体験を提供するという。

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VRバスに用いられている没入型の3D体験のためのテクノロジーの数々(出典:Invisible Cities)

更に没入感をアップするために、このバスには独自のテクノロジーが様々用いられている。VRバスには、3軸加速度計、磁力計、速度測定、レーザースキャナが装備されており、これらの機器が連動してバスの運動を計測し、それを3D画像に反映させることで、これまでにない没入型の3D体験を提供するのだという。

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VRバスの外観(出典:Invisible Cities)

また、デジタルスピーカーからは、古代ローマ人の群衆の中を運転しているように思わせるリアルな音声も再現される。加えて、寺院を通過するときには乳香、ミルラ、炭、グアイタウッド、バーチ、ベチバー草などの香りを、コロッセオを通過するときにはメタリックアルデヒド、シビックムスク、クミンなどのヒントを提供し、嗅覚にまで訴えるという。

こうした五感に訴えるテクノロジーの数々により、これまでにない3D体験、「仮想タイムトラベル体験」を可能にしているとのことだ。

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実際の3D映像(出典:Invisible Cities)

ローマ市長のRoberto Gualtieri氏は「VRバスプロジェクトは、文字通りローマの歴史に浸ることができます。この体験は、観光客とローマ市民を“ローマの過去を発見する旅に誘う唯一無二の取り組み”です」と述べている。

Invisible CitiesによるVRバスツアーはイタリア・ローマで運行中だ。ツアー所要時間は30分とのこと。イタリア語によるツアーだけでなく、英語でのツアーもあるそうだ。もしローマに行く機会があれば古代ローマに行ってみるのもいいかもしれない。

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この記事を書いた人

TEXAL管理人。学校の授業でMS-DOSを使っていたくらいの年代。Windows95の登場で衝撃を受け、テクノロジー業界に興味を持つ。以来ガジェット・ゲーム情報を追い続けてうん十年。大学では物理を専攻していたこともあり、物理・宇宙関係の話題も大好き。

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