Snapdragon 8 Gen 2は、2022年第4四半期に発表される可能性がうわさされていたが、Qualcomm本体が大きな手がかりを見せてくれているかもしれない。
Qualcomm : Qualcomm events
Qualcommの年次カンファレンスが11月14~17日に開催される
Snapdragon Summitは、Qualcommが取り組んでいる最新技術を紹介する年次カンファレンスだ。その技術には、将来のAndroidフラッグシップに搭載されるチップセットももちろん含まれている。今回、QualcommはSnapdragon Summitの日程を11月14~17日と発表した。
Qualcommの歴史を見ると、フラッグシップモバイルSoCは通常、Snapdragon Summitの初日に発表されており、Snapdragon 8 Gen 2は11月14日に発表される可能性があることになる。
このカンファレンスには、XiaomiなどのQualcommのスマートフォンパートナーも参加すると予想され、Snapdragon 8 Gen 2を搭載したフラッグシップシリーズのプレビューが見られるかも知れない。
また、今のところ名前のないSnapdragon 8cx 3後継機のプレビューが見られるかも知れない。以前の報道では、このSoCはM1の競合とされており、同社は、AppleのMシリーズに対抗するために、Nuviaの買収を利用して将来のチップセットの性能を強化すると述べている。
Snapdragon 8 Gen 2については、現在判明していることとして、QualcommはおそらくTSMCの4nmアーキテクチャとなることが報告されている。
TSMCは、最先端の3nm技術を使って、今年後半にAppleのM2 ProとM2 Maxの量産を開始すると言われているが、少なくとも来年まではQualcommがこのノードを利用できるかは不明だ。Snapdragon 8 Plus Gen 1で確認できたことで、Snapdragon 8 Gen 2は電力効率の改善と性能の向上が予想される。
また、QualcommのSoCとしては久しぶりに、「1 + 3 + 4」コア構成をやめて「1 + 2 + 2 + 3」構成に変更し、完全に新しいCPUクラスタを採用する可能性がある。
Snapdragon 8+ Gen 1というこれまでとは異例のタイミングでフラグシップモチップが発表された事もあるが、Qualcommの現在のフラグシップチップは半年も経たずに陳腐化することになりそうだ。
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