Qualcomm製SoCのフラグシップ、Snapdragon 8 Gen 1は、発熱の問題などから、早々に改良版「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」が登場すると言われてきたが、その後継チップの性能に関してリーク情報から一部が明らかになった。
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この記事の要点
- Snapdragon 8 Gen 1 Plusは標準のSnapdragon 8 Gen 1に比べて全体的に10%程度の性能向上が見込まれる
- 以前見られた発熱の問題も改善が見られるとのこと
Snapdragon 8 Gen 1 Plusは10%の性能向上と発熱の低下が見られ、5月に発売か
Qualcommは、改良されたSnapdragon 8 Gen 1を5月にも発売すると見られているが、今回Yogesh Brar氏により、新たに性能の情報が明らかになった。
Snapdragon 8 Gen 1のSM8450に対してSM8475というコードネームが付けられた「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」は、近々搭載スマートフォンがリリースされる予定だ。以前のレポートによると、Qualcommが5月にSoCを発売し、最初のSnapdragon 8 Gen 1 Plus搭載スマートフォンが6月にリリースされる可能性がある。
パフォーマンスに関して、Yogesh Brar氏によるとは標準のSnapdragon 8 Gen 1と比較して全体で10%の向上が見込まれるとのことだ。これは、今回Snapdragon 8 Gen 1 Plusが製産されるTSMCノード上で、すでに製造されている「Media Tek Dimensity 9000」と同等のパフォーマンスが得られる可能性がある。そして、さらに重要な情報として、Snapdragon 8 Gen 1 PlusはSnapdragon 8 Gen 1(SM8450)よりも安定しており、発熱とバッテリーの寿命も優れているとのことだ。
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