AppleのM2チップはTSMCの4nmプロセスで今年後半に発売の予定

masapoco
投稿日
2022年3月11日 11:17
Apple M2チップのイメージ

Appleが現在採用している「M1」チップの後継となる「M2」チップはTSMCの4nmプロセスで製造され、2022年後半に登場予定だと、DigiTimesの報告から明らかになった。

Appleシリコンのラインナップは、18ヶ月ごとに更新されると以前報告がされていたが、そのスケジュールに従うとM2は今年後半に発売されることになる。「Peek Performance」イベントが始まる前には、このSoCが発表される可能性があるという話もあったが、その代わりにM1 Ultraが登場し、新しいカスタムシリコンを搭載したMacBookeがまだ数ヶ月先であることが明らかになった。

DigiTimesの報道によると、M2はTSMCの4nmプロセスを採用し、性能と電力効率の両面で現在の5nmアーキテクチャを上回るとのこと。これは、Qualcommなどの企業が今後発売するSnapdragon 8 Gen 1 PlusやSnapdragon 8 Gen 2を量産するのと同じプロセスでもある。M2では、M1よりも若干の改善が見られると予想されるが、その変化は劇的な数字にはならない可能性もある。

M1が8コアGPUに限定されていたのに対し、M2は10コアGPUまで搭載する可能性があるとのことだが、CPUコア数は8コアのままで、4コアがパフォーマンスコア、残りの4コアが電力効率の良い組み合わせとなる可能性がある。Appleは、この新しいチップセットを搭載したMacBook Proを準備していると言われているが、M1バージョンと同様に、そのデザインに変更はないとの噂もある。

再設計されたMacBook Airは今年後半に発売される予定であり、多くの情報筋がM2で処理されると主張している。2021年のMacBook Proのモデルチェンジと同時にM1 ProとM1 Maxを発表したように、Appleは今年の第4四半期にイベントを開催し、新しいSoCを発表するとともに、M2を使用する製品を紹介する可能性がある。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • intel alder lake image
    次の記事

    未発表のIntel 16コア Alder Lakeのモバイル向けCPUがGeekbenchに登場

    2022年3月11日 11:42
  • 前の記事

    Adobe 同社運営の「Behace」においてPolygonベースのNFTをサポート

    2022年3月11日 9:24
    Block chain

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


おすすめ記事

  • Apple M3 chip series architecture 231030

    AppleのM3 MaxチップからのUltraFusionインターコネクト削除は新たな巨大チップ登場の前兆か?

  • magsafe charger

    iOS 17.4のアップデートによりiPhone 12がQi2での高速ワイヤレス充電に対応へ

  • apple iphone 5g

    Apple、未発表のアプリやVision Proに関する情報をリークした疑いで元従業員を提訴

  • Apple iPad Pro Magic Keyboard M2 hero 2up 221018

    新型iPad ProとiPad Airは5月初旬の発売になる可能性が報じられる

  • TSMC FAB18

    TSMCの3nmノードが急成長、2024年は収益の20%以上を占める可能性

今読まれている記事