Appleは、デバイスやアクセサリーで長年固執していたLightningポートを、EUからの圧力によってUSB-Cポートに順次切り替えている。今年発売したAirPods Proは、充電ケースのポートがUSB-Cポートに切り替えられただけの物だったが、同社はこのケース自体も単体で販売することを開始した。現在、Appleのオンラインストアで15,800円で購入可能だ。
AppleのUSB-Cへの移行は、iPhone 15において標準モデルも含め、全シリーズがUSB-Cポートを搭載した事で加速している。iPhone 15シリーズ以前は、USB-CポートはiPadとMacBookのみに搭載されていた。しかし同社は、アクセサリーを含むすべてのデバイスに、この新しい規格を順次提供している。
AirPods Proをお持ちの方は、Appleが15,800円で販売する新しいケースを使ってUSB-Cに対応させることができる。Appleが出荷するのはこのケースのみで、ワイヤレス充電機能も搭載される。ちなみに、新しいケースをりようすると、現在使っているLightningケースは使えなくなる。これは必須ではないが、1本のケーブルですべての製品を充電できるようになるという手軽さを提供する物ではある。また、新しいケースはIP54等級の防塵・防水性能に対応し、タフネス性能はアップしている。
Lightningポート付きのAirPods Pro充電ケースで満足している場合は、最新バージョンにアップグレードする必要はない。ただし、1年使ってへたった充電ケースのバッテリーをリフレッシュすると言う選択肢はあるかも知れない。
Sources
- Apple Online Store: AirPods Pro(第2世代)MagSafe充電ケース(USB‑C)
- via The Verge: Apple now sells the AirPods Pro USB-C case by itself — for $99
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