Googleの譲歩案に納得行かない米司法省は数週間以内に独禁法違反で提訴の予定

masapoco
投稿日 2022年7月15日 14:32
anti trust

Googleの広告を巡るエコシステムが独占禁止法に違反すると指摘していた米国司法省に対して、同社は先日譲歩案を提示していたが、実質的な変化を伴わないこの提案に対して当然のことながら米国司法省はこれを却下し、今後数週間以内に同社を提訴する考えとのことだ。

Googleは、2022年7月にWall Street Journalが報じた内容によると、オンライン広告事業に関する独禁法訴訟を回避するための譲歩案として、「ウェブサイトやアプリの広告枠のオークション・掲載を手掛ける事業の一部をAlphabet傘下の別会社に分離する」ことを米国司法省に提案していた。これによって、広告の「販売」を系列の別会社に移行し、「購入」側はGoogleにとどまることで、広告事業の独占的状態を回避することが出来るとしていた。

7月11日の段階では米国司法省の反応は不明だったが、本日7月14日(現地時間)Bloombergが報道した内容によると、Googleの譲歩策による和解提案は司法当局に拒否され、「今後数週間で訴訟を起こす準備」が話し合われているとのことだ。



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • playstation stars
    次の記事

    ゲーマーを対象とした新しいロイヤリティプログラム「PlayStation®Stars」が開始

    2022年7月15日 14:43
  • 前の記事

    古いPCやMacをChromebookとして蘇らせる「ChromeOS Flex」が正式リリース

    2022年7月15日 13:41
    chromeos flex cover 1

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • google logo image

    Googleが非営利団体を対象に2000万ドルの資金を提供し生成AI活用を支援

  • Pixel 8 in Rose.max 936x936.format webp

    Google、方針を転換しPixel 8にもGemini NanoによるオンデバイスAI機能を搭載へ

  • newroom quantum hardware.rendition.intel .web .1920.1080

    量子コンピュータが実用化されるのはいつになるだろうか

  • FireShot Capture 061 Search Labs labs.google.com

    GoogleのAI統合検索がマルウェアサイトにユーザーを導いている

  • UXL logo

    NVIDIAのAI市場支配からの脱却を目指しGoogle、Intel、Qualcommらが協力

今読まれている記事