MetaのTwitter代替アプリ「Threads」がついに登場し、ローンチからわずか1日で7,000万アカウントの登録を記録し、順調な滑り出しを見せている。Instagramのアカウントがそのまま使えると言うことで、参加が容易になってはいるが、それが問題にもなっているようだ。今後は修正が行われるかも知れないが、現時点ではThreadsのアカウントを削除したい場合、Instagramのアカウントも削除しなければならないことが判明している。
これは仕様上のミスではなく、これは補足的なプライバシーポリシーの中にひっそりと記載されている物であり、意図的な物だ。「Threadsのプロフィールはいつでも停止できますが、ThreadsのプロフィールはInstagramのアカウントを削除することでのみ削除できます」。
Threadsがもっと普及し、Instagramに依存する必要がなくなるくらいになれば、この状況が変わる可能性もあるが、そうならない限り、Instagramのアカウントを削除したくないのであれば、Threadsのアカウントを削除することは出来ない。そして、2010年にInstagramがデビューして以来、多くのユーザーがInstagramを使っていることを考えると、実際にアカウントを削除するのは難しく、その結果、使いたくなくてもThreadsのアカウントに固執しなければならなくなる。
Threadsをちょっと覗いてみたいというならば、Instagramからアカウントを作ってもThreadsアカウントをそのままにしておけばいい。あるいは、新しいInstagramアカウントを作成し、それを使ってThreadsに登録することもできる。そうすれば、新しいプラットフォームが気に入らなければ、仮のアカウントを削除して終わりにできる。
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