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深海に沈むタイタニック号に近付き観光を楽しむはずだった、OceanGate社の潜水艇「タイタン」が“何らかの原因”で深海の圧力に耐えられずに爆縮したことで、乗組員5名全員が死亡するという悲劇が発生した。この事故の原因を追求する中で、一部の報道が注目を集めている。

Travel Weeklyの編集長であるArnie Weissmann氏は、タイタンの船体に使用されたカーボンファイバーは、航空機用途の使用期限を過ぎたもので、Boeingから大幅な割引で購入したとOceanGate社のCEO、Stockton Rush氏から聞かされたと主張しているのだ。

Weissmann氏は、タイタン潜水艇でタイタニック号を見に行く予定だったが、天候の影響で旅行が中止となったと述べている。彼は、Rush氏がBoeingから大幅な割引でカーボンファイバーを入手したと聞かされたとき、それが問題ではないかと問いかけたところ、使用期限は「実際に必要とされるよりも遥かに前に設定されている」との回答を得たと述べている。

一方、BoeingはOceanGate社やそのCEOに対するコンポジット材料の販売記録はないと述べている。また、OceanGate社のWebサイトでは以前、タイタンはBoeingと「共同で」設計・開発されたと主張していたが、Boeingはタイタンの設計に関与したことを否定している。

タイタンのカーボンファイバー製の船体は、潜水艇が失踪して以来、議論の的となっている。Rush氏は以前、カーボンファイバーは標準的なチタンに比べてコストを節約できるとし、強度対浮力比で「カーボンファイバーはチタンの3倍優れている」と主張していた。

この事故の詳細な状況はまだ不明だが、米沿岸警備隊は、現場で見つかった残骸は「圧力室の壊滅的な損失と一致する」と述べている。この悲劇的な事故の原因が何であったかを解明するための調査が続けられている。


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