iPhone 15ではバッテリーの健康を保つ機能が更に充実している

masapoco
投稿日 2023年9月22日 7:12
iphone15 usb c

Appleは、iPhone 15の「設定」に、現在の充電サイクル数を含む、これまで以上に詳細なバッテリーデータを表示する機能を追加しているようだ。

iPhone 14に関するバッテリー劣化の報告が相次いでいるが、AppleはiPhone 15ユーザーのためにいくつかの新しいバッテリーに関するデータとコントロールを追加した。最新のデータは、「設定」→「一般」→「バージョン情報」画面内の新しいバッテリー・セクションから得られる。

これらは、Inverseの編集者Ray Wong氏がXに投稿した新しいバッテリーのセクションのスクリーンショットにより確認出来る。そこには、バッテリーの製造日、初めて電源を入れた日、現在のサイクル数などの情報が表示されている。

このような情報は、サードパーティ製のツールで発見することは可能だったが、公式な機能としてデータを簡単に見ることができることは興味深い。

ここに示されたパラメーターの中で、ユーザーが最も恩恵を受けるのは現在のサイクル数である。このデータとバッテリーの健全性(%)があれば、ユーザーは内蔵バッテリーの経年劣化をより深く知ることができる。中古デバイスの購入を検討する人にとって恩恵となるだろう。

この情報はiPhone 15モデルでのみ利用できる。AppleがiOS 17を搭載したiPhoneの旧モデルにこの機能を提供するかどうかは定かではない。

iPhone15で発見されたバッテリーに特化した機能は、「バージョン情報」画面の新しいバッテリー情報タブだけではない。バッテリー残量メニューに新しく追加されたトグルは、80%充電時にハードストップをかけることができる。

これらの新機能は、新しい電源管理プロセッサのような特定のハードウェアコンポーネントと関連している可能性がある。

これらの機能は、デバイスを2年以上の長期にわたり利用する場合に有効になるものだ。適切な充電範囲を維持することによりバッテリー寿命が維持できる。逆に、毎年新しいiPhoneに買い換えるような熱心なAppleファンや、ハードにiPhoneを使い倒すユーザーにとっては必要ない機能だろう。


Source



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • pbkreviews apple iphone 15 pro teardown
    次の記事

    iPhone 15 Proの分解動画が早速公開、内部設計の刷新や巨大化したバッテリーが確認出来る

    2023年9月22日 7:48
  • 前の記事

    最大15時間のバッテリー持続を実現した「Surface Laptop Go 3」が発表

    2023年9月22日 6:39
    SUR24 COMMR LaptopGo3 trans 1920 1024x576 1

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • Apple M3 chip series architecture 231030

    AppleのM3 MaxチップからのUltraFusionインターコネクト削除は新たな巨大チップ登場の前兆か?

  • magsafe charger

    iOS 17.4のアップデートによりiPhone 12がQi2での高速ワイヤレス充電に対応へ

  • apple iphone 5g

    Apple、未発表のアプリやVision Proに関する情報をリークした疑いで元従業員を提訴

  • Apple iPad Pro Magic Keyboard M2 hero 2up 221018

    新型iPad ProとiPad Airは5月初旬の発売になる可能性が報じられる

  • TSMC FAB18

    TSMCの3nmノードが急成長、2024年は収益の20%以上を占める可能性

今読まれている記事