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サイエンス, テクノロジー

サイエンステクノロジー

“水”を用いた電子回路が既存の半導体よりも遙かに高速なスイッチング性能を実現

電子回路において、これまでに考案されたことのない、まったく新しいコンセプトのスイッチが開発された。驚くべきは、このスイッチには、なんと“水”が用いられていると言うことだ。 ノートPCに水をかける悲劇を考えてみれば、電子機器の動作に水を用いると言うアイデアの奇抜さが想像できるだろう。 全ての電子機器に ...


サイエンステクノロジー

光コンピュータが従来の100万倍高速に動作することが研究により確認された

アールト大学の研究者は、既存の技術より約100万倍速く動作する「光キラリティー論理ゲート」を開発した事を発表した。これは、次世代コンピューティングにおける超高速処理の実現に繋がる可能性を示す重要な研究である。 我々が普段利用しているPCやスマートフォンに搭載されているプロセッサは、論理ゲートによって ...


テクノロジー

Microsoft、次世代光ファイバー通信の要となる“中空コアファイバー”のスタートアップLumen…

光技術のイメージ

Microsoftは、主にデータセンターとISP向けに「中空コアファイバー(Hollow-core fiber:HCF)」技術を開発する英国拠点のスタートアップ、Lumenisityを買収したことを発表した。 HCFケーブル自体は、基本的に光ファイバーと同軸ケーブルを組み合わせたもので、90年代から ...


テクノロジー

世界初、標準的な光ファイバーで毎秒1.53ペタビットの伝送に成功

日本の国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、標準的な直径の光ファイバーによるデータ伝送の新速度記録を樹立した。1芯の光ファイバーに55の「モード」の信号を流すことで、1.53ペタビット/秒(Pbit/s)のデータ転送が可能になったということだ。 NICTの研究チームは、55種類の異なる光の ...


サイエンステクノロジー

インターネット上の全トラフィックを余裕で転送することが可能な驚異的なフォトニックチップが開発

コペンハーゲンにあるデンマーク工科大学(TDU)の科学者たちが、1本の光ファイバーケーブルで接続された1つのフォトニックチップを用いて、7.9km離れた2点間で1.84Pbit/s(ペタビット/秒)のデータ転送を行う事に成功した。現在の全世界のインターネットの平均帯域は、常時1Pbit/sと推定され ...


テクノロジー

スタートアップ企業「Lightmatter」の“電気配線なし”でチップを繋げる驚異のテクノロジー

Samsungが業界初の3nmプロセスのGAAチップを製造開始し、TSMCも9月に3nmプロセスの製造を開始すると伝えられているなど、チップの微細化は留まるところを知らないが、そのスピードはこれまでに比べて鈍化してきており、ムーアの法則の終焉がこれまで何度もささやかれてきた。 AMDやIntelと言 ...


サイエンス

光を完全に閉じ込める「トラップ」を開発することに成功 – 将来的にはレーザーを当ててドロ…

エネルギーは電荷や熱の形で閉じ込めることができるが、これまで光の形で吸収することは従来の方法では不可能だった。 だが、このたび、エルサレム・ヘブライ大学とウィーン工科大学(TU Wien)の研究チームが、光を閉じ込める完璧な仕組みを開発したと発表した。 光エネルギーを吸収する方法自体はこれまでにも報 ...


テクノロジーサイエンス

AMDがフォトニクスコンピューティングについての特許を申請

AMDは、今後の同社にとって大きな意味を持つであろう新たな技術「フォトニクス」を用いたシステムの研究を密かに行っているようだ。今回、2020年に同社が、1つのチップに有機的につながるフォトニクスベースの通信システムをチップに直接接続可能にするスーパーコンピュータに関連する特許を米国特許庁に提出したと ...


サイエンス

1秒間に約20億枚の画像を分類するフォトニクスチップの試作品が実現

ペンシルバニア大学の研究者グループによって、1枚あたり0.57ナノ秒以下で画像を認識できるフォトニックチップを設計した事が報告された。テストチップはわずか9.3mm角の大きさとなり、スケーラブルな集積フォトニックデバイスに完全に実装された最初のディープニューラルネットワークと言われている。 このフォ ...


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