Starlinkが「グローバルローミング」サービスをテスト中

masapoco
投稿日 2023年2月19日 8:46
satelite internet

一部のStarlinkのユーザーが受け取ったメッセージによると、Starlinkは新しい衛星インターネットサービスをテストしているようだ。これは、”世界中の陸上のほぼどこからでも接続できるようになる”サービスだと言う。SpaceXはこれを「グローバルローミングサービス」と呼び、月額200ドルで提供する計画のようだ。PC Magの報道によると、同社は、Starlinkをほぼすべての国で利用できるようにする新しい「グローバルローミングサービス」について、興味を登録した人々に連絡を取っているとのことだ。

一部のユーザーは今週、SpaceXから、月額200ドルの新サービスプランに関する電子メールを受け取った。メッセージの一部には、「Starlinkグローバルローミングサービスをお試しください。これにより、Starlinkは世界中の陸地のほぼどこからでも接続できるようになります。」と記載されている。

だが、Starlinkが、ほぼどこからでもインターネットを提供するという約束をどのように実行するのかは明らかになっていない。スターリンクは、インド、パキスタン、カンボジアなど、さまざまな国で規制当局の認可待ちであり、その他の国ではまったく利用できない。にもかかわらず、PCMagによると、Starlinkは、グリーンランドなど同社のサービス提供地域外の一部のユーザーに対して、グローバルローミングサービスの申込み受付を提供しているとのことである。

SpaceX社はStarlinkを全世界で提供したいと考えているが、各国からの承認を得る必要がある。
しかし、グローバルローミングに関するメッセージの一部には、米国外の顧客がStarlinkキットの記録上の輸入者として行動しなければならないかもしれない、これは、顧客がキットが現地の法律や規制に準拠していることを確認し、関税や輸入税を支払う必要があることを意味する。

グローバルローミングに申し込んだ顧客は、これまでと同様の高速接続と低遅延のサービスを期待出来る。また、アンテナ代として599ドルを支払うことになる。


Source



この記事が面白かったら是非シェアをお願いします!


  • traffic light
    次の記事

    将来的に信号機は4色の表示になるかも知れない

    2023年2月19日 17:21
  • 前の記事

    Corsair、最大5600Mbps定格の48GBおよび24GB DDR5 Vengeanceメモリモジュールを発表

    2023年2月19日 7:41
    Corsair Vengeance DDR5 5600 24 GB 48 GB Memory Modules Kits 3 gigapixel standard scale 6 00x Custom

スポンサーリンク


この記事を書いた人
masapoco

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事

  • starlink d2c

    SpaceX、LTE携帯電話向けの初の“宇宙電波塔”を打ち上げる

  • starship launch2

    SpaceX、Starshipロケットの第2回打ち上げ試験が「成功」と報告

  • Snapdragon Satellite 3

    QualcommとIridium、独自衛星通信サービス「Snapdragon Satellite」のサービス中止を発表

  • telescope

    Starlink衛星が意図しない電波漏れで電波天文学に影響を及ぼしている

  • handout euclid scope cropped

    ユークリッド宇宙望遠鏡の打ち上げが成功!ダークマターとダークエネルギーの解明が期待される

今読まれている記事