9月6日、ついに正式リリースとなったBethesdaの壮大なSF RPG『Starfield』は、ValveのSteam DeckとAsus ROG Allyの両方が最近のシステム・アップデートを実施したことにより、クラッシュすることなくゲームをプレイできるようになった。
複数のメディアによってSteam Deckで『Starfield』のテストが行われているが、有名なレビュアーであるETA PRIME氏がベンチマークを徹底的に行い、FPSの数値やその他の決定的な要素を明らかにした。『Starfield』は、仕様上は要求の厳しいゲームであり、最高級GPUでも期待される性能を絞り出すことはできないが、ETA PRIME氏はSteam Deckの能力に感銘を受けている。
Steam Deckでは、システムのアップデートが最新であることを確認し、ゲームの互換性設定で「Proton Experimental」を選択してゲームを起動させる必要がある。Proton Experimentalは、平たく言えば、オリジナルのProtonのアップグレード版で、通常のアップグレードサイクルよりもずっと早く修正や改良がリリースされる。
Steam Deckの場合、最高30FPSでプレイすることが可能のようだ。ETA Primeがゲーム内のさまざまな設定を確認したところ、最低のFPSは16だったという。同氏は、ゲームがプレイされている解像度やグラフィック設定については言及していないが、最大限のパフォーマンスを引き出すために設定を調整したと述べている。
ただし、携帯ゲーム機で『Starfield』をプレイしようとしている人には、現状ではゲームが最適化されていないため、バッテリーの持ちもかなり悪く、そもそも『Starfield』の醍醐味も失われてしまうため、プレイしないことを勧めてもいる。今後の最適化により状況は変わるかもしれないが、そもそも携帯ゲーム機は一般的に他のプラットフォームよりも性能が低いため、大幅な性能アップは見込めないだろう。
Xbox Game Passを使ってリモートでストリーミングするか、Xboxリモートプレイを使ってローカルでプレイするのが、入力ラグがあまりないのであれば、より良い選択肢かも知れない。
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