本日9月16日、いよいよ発売となったiPhone 14シリーズ。続々と顧客の元に製品が届き、喜びの声や、カメラがでかすぎると驚きの声も聞かれるが、どうやら一部のユーザーには、在庫管理の鬼であるAppleとしては珍しく、予定通りに届かないという事態が発生しているようだ。
一部のiPhone 14 Proの予約注文に遅延が発生
Appleは、特に現CEOのTim Cook氏がサプライチェーンの達人と呼ばれるように、在庫管理が素晴らしく、また、少し余裕を持って知らせていることもあり、発売日の配送を約束しておきながら、後からその配送を遅らせるという事態はこれまでほとんど聞かれたことがなかった。逆に、発送が早まると言うことはままあったようだが、今回は珍しく、発売日に届くとの通知があったにもかかわらず、発送が遅れる事態が一部のユーザーの間で起きているようだ。
先週の予約注文の日、顧客が新しいデバイスを注文するために殺到したため、Apple オンラインストアとApple Storeアプリの両方が大きな障害に直面したことがあった。このため、システムエラーでiPhone 14を複数予約してしまった顧客もいれば、何もないまま終わってしまった顧客もいるなど、さまざまな問題が発生したようだ。(実際、筆者も中々予約が取れず、AirPods Pro 2が2つ予約取れてしまったりもあった)
こうしたエラーの影響もあり、どうやら一部ユーザーが配送遅延の影響を受けているようで、当初は発売日の配送が予定されていた分について、Appleが一部のiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの注文を遅らせているという報告がソーシャルメディア上で表面化している。
多くは1週間遅れのAppleはこれらの配送予定日を9月23日と1週間ほど延期しているが、2週間遅れて、9月30日に延期された人もいるようだ。
ちなみに、これらの遅延は、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxにのみ影響しているようだ。標準モデルはどうやら不人気なのか、2~3日で届くことが多いようだ。
これらのニュースは、実際にiPhone 14 Proモデルに偏った人気のためもあるが、システムエラーを引き起こすほど今年のiPhone(Pro限定)が魅力的だったのかどうかはまだ分からない。それは、次の四半期決算で明らかになるだろう。
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