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Bloomberによると、SoftBankグループの創業者である孫正義会長兼社長が、NVIDIAに対抗しうるAIチップの新会社のために1000億ドル(約15兆円)もの資金調達を計画しているという。

計画は、日本神話に登場する国生みの神にちなんで「イザナギ」と呼ばれているようだ。SoftBankは中東の投資家から資金を調達し、昨年上場したSoftBank傘下のチップ開発企業のArmを支援することを検討しているという。Arm社CEO Rene Haas氏はSoftBankの取締役でもあり、新しいチップベンチャーに助言を与えている。

プロジェクトイザナギが設計するAIプロセッサーが、Armが開発した命令セット・アーキテクチャ(ISA)などの技術に依存するかどうかは不明だ。さらに、このベンチャーが、さまざまなワークロード向けのリファレンス・チップ・デザインを作成するというArmの計画とどのように共存していくのかは、まだわからない。興味深い点は、このベンチャーが日本の創造神にちなんで命名されていることは、プロジェクトに対する孫氏の野心的なビジョンを反映しているだろう。

この計画は、孫社長が今後10年以内に実現すると考えているAGI(汎用人工知能)に向けた、より広範な取り組みの一環のようだ。イザナギのアルファベット表記(Izanagi)の中に(AGI)が含まれていることも、このプロジェクトの命名に関係しているという。

「AGIは、AIの専門家たちが追い求めているものだ。しかし、彼らに詳細な定義、数値、時期、どれだけの計算能力、AGIが人間の知能よりどれだけ賢いかを尋ねても、そのほとんどは答えを持っていない。私は自分なりの答えを持っている:私は、AGIが10年以内に実現すると確信しています」と、孫社長は語ったとBloombergは報じている

孫社長はSoftBankから300億ドルを出資する意向で、残りの700億ドルは中東の金融機関から調達する可能性があるという。Bloombergによると、資金調達と実行の具体的な内容はまだ決定しておらず、計画が固まればプロジェクトはさらに進展する可能性があるという。

これらの取り組みは、孫氏がOpenAIのCEOであるSam Altman氏とAIインフラを構築するために数千億ドルを調達することについて話し合っていることとは別のもののようだ。


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