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GoogleからスピンアウトしたSandbox AQが新たに5億ドル調達

昨年Alphabetから独立した新興企業であるSandbox AQは、新たに5億ドルを調達したと発表した。

量子力学の不思議な振る舞いに基づいてプロセッサーが動作する量子コンピューターは、いつの日か特定の計算を現在の最速のスーパーコンピューターの数百万倍速く実行できるようになるだろう。しかし、暗号を解読するような大きな変化をもたらすには、まだ何年もかかる。

ただし、ハッカーは現在データを盗んでおき、量子コンピュータが実用化された場合はその保管しておいたデータを解読することが出来てしまうため、米商務省傘下の国立標準技術研究所は昨年、量子コンピュータにも耐えられる新しい暗号基準を選定したCloudflareも、耐量子コンピューター用暗号を導入している

米国政府は、量子コンピュータを国家安全保障上重要な技術の一つに位置づけている。

Sandbox AQのソフトウェアは、企業のシステムをスキャンして、どの部分に古い暗号が使われているかを特定し、緊急に交換する必要があるものを特定し、企業の暗号の強化に乗り出すと、CEOのJack Hidary氏は述べた。

Sandbox AQは、医薬品や材料の開発を加速させるための量子シミュレーション・ソフトウェアを販売する事業や、医療機器やいずれGPSの使用に取って代わる技術に量子センサーを利用する事業も行っている。

元Google CEOのEric Schmidt氏は、このスタートアップの会長であり、投資家でもある。その他、Breyer Capital、T. Rowe Priceのファンド、Salesforce.com Inc.の創業者Marc BenioffのTIME Venturesなどが出資している。

Schmidt氏は声明の中で、Sandbox AQはすでに15以上の企業や政府の顧客と契約しており、30大学と提携して博士号やその他の必要な人材を育成していると述べている。

Sandboxのチームとインスピレーションの一部は、2016年にAlphabetで生まれたものだ。しかし他の主要なクラウド企業とも連携するために独立した企業にしたいと述べているため、Alphabetの親会社は株主ではない。


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