SamsungがGalaxy S22シリーズを発表してから1週間ほど経ち、レビューや不具合の報告など色々な情報が出てきており界隈では若干お祭り騒ぎのようだが、旧機種を使っているユーザーに嬉しい話題が1つ報告された。Galaxy S22シリーズに搭載された、「写真から影や反射、オブジェクトを除去する機能」が、Galaxy S10デバイスを含む古いSamsungデバイスに提供されたのだ。
カメラ新機能はアプリ更新で提供される
オブジェクト除去機能自体はGalaxy S21からあったが、それに加えて影、反射除去機能がサポートされ、今回フォトエディタアプリのアップデートと言った形で、Galaxy S10以降の機種でも使えるように展開されることとなった。
影と反射を削除するオプションは、Samsung GalleryのLabs(ベータ版)となっている。だが、Android Policeが確認したところ、 Galaxy S10、Galaxy A52、Note10シリーズなど、One UI4を実行している幅広いミッドレンジおよびフラッグシップGalaxyデバイスでアクティブ化して使用できるようだ。またこの機能は、One UI3.1を使用している電話でも利用できる可能性がある。
Galaxyフォンでツールを試すには、Galaxy Storeからフォトアプリを更新してから、以下の手順を試してみて欲しい。アップデートをインストールしてもオプションがGalaxyスマートフォンに表示されない場合は、ObjectEraserプラグインがアップデートされていることを確認すること。
- [ギャラリー]を起動し、反射や影を削除する画像を開く。
- 鉛筆アイコンをタップして編集ツールを起動する。
- 右下隅にある3ドットのメニューボタンをタップする。
- [ラボ]を選択し、影消しゴムと反射消しゴムの切り替えが有効になっていることを確認する。
- エディターに戻り、3ドットのメニューボタンをもう一度タップして、[オブジェクト消しゴム]を選択する。
- これで、影の消去ツールと反射の消去ツールが表示される。
- 写真から削除するものに応じて、適切なオプションを選択する。写真が分析され、検出された影/反射が除去される。
また、プロセス全体が強力な機械学習を必要とするため、デバイスのパワーによっては、パフォーマンスが異なることを認識しておく必要がある。特に“Galaxy S21シリーズ以降とGalaxy S10では使い勝手の面で全く違う”ことを覚悟しておく必要があるだろう。
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