Samsungは、ISOCELL GNKと命名された新型のイメージセンサーを公開した。この5000万画素のカメラセンサーは、Samsung製品はもちろん、Samsung以外のデバイスにも供給され、搭載デバイスの写真撮影とビデオ撮影の能力を向上させる事となる。
この新センサーは、前モデルであるISOCELL GN1に比べて、複数の顕著な改善点を備えている。その一つとして、最大120dBのダイナミックレンジで画像を生成する能力が挙げられる。これは、動きのアーティファクトを減少させつつダイナミックレンジを向上させる3つの異なるISOモードによって実現されている。
この5000万画素ISOCELL GNKセンサーは、前モデルと同じ1/1.3インチのサイズ、1.2ミクロンのピクセルサイズと、この面でのスペックは同等だ。しかし、Samsungは写真撮影とビデオ撮影の能力を強化するために、他の領域で改善を加えている。
改善点としては、フレーム内の動くオブジェクトに迅速に焦点を合わせることができるデュアルピクセルプロオートフォーカス技術が含まれる。また、プロのユーザー向けには、より鮮やかな色彩の14ビットRAW画像を捉える能力もアピールポイントとなるだろう。。
ビデオ録画は、視野の大きな損失なく、8K解像度で秒間30フレームで可能である。ビデオ用のオートフォーカスに加えて、秒間最大240fpsのフレームレートでFHDモードのHDRビデオもサポートされている。Samsungはまだ、このセンサーを搭載する具体的な携帯電話については明らかにしていない。2023年の製品発表がほぼ完了しているため、新しいISOCELL GNKセンサーを搭載する最初のGalaxyスマートフォンは、2024年に登場することになるだろう。
Source
- Samsung: ISOCELL GNK
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