中国Tencent傘下のデベロッパーで、MOBAタイトル『League of Legends』や最近ではファーストパーソンシューター『Valorant』で知られるRiot Gamesは本日、全従業員の11%にあたる530人の人員削減を実施することを発表した。
Riot GamesのCEOであるDylan Jadeja氏と社長のMarc Merrill氏は今日のブログ投稿で、この発表を告げている。Jadeja氏は別の投稿で、影響を受けるチームメンバーには少なくとも6ヶ月分の退職金と、2023年の業績ボーナスと同額の臨時ボーナスなどが支払われると述べている。
Riot Gamesは今後、『League of Legends』、『Valorant』、『Teamfight Tactics』、『Wild Rift』といった主力タイトルの開発に専念する。『Legends of Runeterra』は開発チームが削減されるようだ。同チームのディレクターであったDave Guskin氏はRiot Gamesに残るものの、『Legends of Runeterra』からも離脱する。
同社はまた、『League of Legends』の世界を舞台にしたゲームを作る小規模なインディー開発者を支援していたRiot Forgeのパブリッシング活動も終了する。
Riot Gamesは現在も新規タイトルに取り組んでおり、コードネーム “Project L”は2vs2ベースの格闘ゲームになる予定だ。Riot Gamesによると、このゲームの詳細は2024年後半に発表される予定だ。
これは、2024年1月に一般的な技術系企業、特にゲーム事業で行われる大規模なレイオフの最新版に過ぎない。ゲームをテーマにしたチャットサービスDiscordでは従業員の17%が削減され、AmazonはTwitchのチームメンバーの35%を削減した。
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