オープンソース3Dモデリングツール「Blender 4.0」がリリースされた。この新バージョンには多くの変更が含まれており、特に3Dレンダリングを専門的に行う人々にとって重要な機能が多く含まれている。合わせてBlender Benchmarkも更新された。
Blender 4.0では、Cyclesレンダリングエンジンが光と影のリンキングをサポートするようになっている。さらに、Cyclesは光沢のある表面でのパスガイディングやその他の改善もサポートしている。また、AppleのMetal APIを使用したハードウェアレイトレーシング(MetalRT)にも対応した。大規模なメッシュに対して最大1.76倍のパフォーマンス向上をもたらすジオメトリアップロードのパフォーマンス改善も特徴の一つとなる。AMD RDNA2およびRDNA3 APUのサポートも、Blender 4.0のHIPバックエンドで利用可能になった。
アニメーションとリギングの強化も行われている。デフォルトのUIフォントがInterに変更され、その他にも多くのユーザーインターフェースの強化が行われている。さらに、glTF 2.0の機能が拡張され、LinuxとmacOSではOpenGL 4.3が最低要件となった。このオープンソースで業界支援されている3Dモデリングおよびアニメーションソフトウェアには、他にも多くの改善が施されている。
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