人気ゲームデベロッパーのRayarkは、最近同社が人工知能(AI)を使って、コンテンツ画像を全面的に作成し、さらにアートチーム全体を解雇したという噂がRedditやTwitterで流れていることに対し、これを全面的に否定する発表を行った。
Rayarkはその声明の中で、生成AIは確かに最近ゲーム業界で広く使われている技術であり、Rayarkも確かにそれに関する研究を行ったが、過去にアーティストが作ったグラフィックコンテンツの影響を排除するものではなく、AI技術の導入を理由にアートチームのメンバーを解雇したこともない、と述べている。
Rayarkの最高技術責任者である鄭智淵氏は、以前のインタビューで、生成AIの出現について、確かに多くの作業形態やプロセスを変え、作業効率を速めるだろうが、本質的にはまだ「道具」であるため、人々がその技術をどう使うかが鍵であると見解を示している。
Rayarkの現在のタイトルは、Cytus、Deemo、Mandora、Implosion、VOEZ、Cytus II、Sdorica Story、Cytus Alpha、MO: Astray、DEEMO -Reborn-、Soul of Eden, DEEMO II, Soul of Eden, DEEMO II。DEEMO IIなど、iOS、Android、PlayStation、Nintendo Switch、Steamなどで発売され、ジャンルは音楽リズム、ロールプレイング、ライフスタイルなど多岐にわたる。
ゲームでは多くのグラフィックコンテンツが使用され、特に音楽リズムジャンルの「Cytus」や「Deemo」では、アーティストが作成したグラフィックが多く使用されていることから、Rayarkは、従来の手作業によるグラフィック作成に代わり、最近主流となっているAIによる自動生成で多くのグラフィックを作成するのではないかと推測している人が多く、そのことがデマに繋がったようだ。
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