以前よりうわさのあった、エクストリームスポーツ向け Apple Watch(一部の情報ではApple Watch Explorer Editionという名称とのこと) だが、今回Bloombergから、より具体的な情報が報告され、それによると従来機種よりも大画面となり、バッテリー持続時間も改善され、これまで以上に頑丈な金属ケースを採用するとのことだ。
ハードなスポーツでの利用にも耐えうる頑丈さを備えた新たなApple Watch
Bloombergの報道によると、新しい頑丈なApple Watchの詳細の一部が明らかになった。それによると、このモデルはこれまでのどのApple Watchよりも大きなスクリーンを搭載する事になるようだ。
アナリストのRoss YoungとJeff Puの両氏は今週初め、Appleが1.99インチのディスプレイを搭載したApple Watch Series 8モデルを開発中であると述べている。この情報については、Appleが45mmモデルを新しいものに置き換えるつもりなのか、Series 8が3サイズ構成になるのか、それとも大型ディスプレイは完全に新しいシリーズのApple Watchのために用意される物なのかは不明だった。
Bloombergの情報筋によると、大型ディスプレイは、新しい頑丈なApple Watchの重要な特徴の1つになるという。解像度410×502ピクセルの大型ディスプレイにより、運動中により多くの情報を表示することができるようになるという。
また、このモデルはさらに耐性を高めるために、「アルミニウムではなく」強度の高い金属で作られるとのことだ。ただし、採用される金属の種類については言及されておらず、スチールやチタンである可能性もあるとのことだ。サイズが大きくなるため、この頑丈なスポーツモデルは、より大きなバッテリーが搭載され、バッテリー持続時間が延びるとのこと。
気になる価格だが、この頑丈な新しいApple Watchは、ステンレススチールのApple Watchの699ドルより上の価格になるとの情報が出ている。
今回のBloombergの報道は、これまでのApple Watch Series 8に関するうわさに一定の整合性を与えるものとなり、まとめると、Series 8ではSeries 7モデルと同じデザインとスクリーンサイズを維持すると予想される。また、今年のApple Watchの主な新機能は、体温センサーの追加で、これは頑丈なApple Watchにも追加される予定だ。
なお、BloombergのMark Gurman氏によると、FDAなどの保健機関による規制を避けるため、体温計のような具体的な温度表示は行わないとのことでだ。
Apple Watch SEは、より高速な新チップを搭載してアップデートされるが、デザインは現行モデルのSEと同じままとなる予定だ。
すべての新モデルは、iPhone 14とともに今秋に発表されると見られている。新しい頑丈なApple Watchは、恐らく今年発表されるApple製品でも最も注目される物になるだろうが、ステンレスモデル以上(ステンレスモデルは現在日本市場では106,800円~)とのことで場合によっては15万円を超える高額製品となる可能性もありそうだ。
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