Windows 11の23H2アップデートは、再設計されたファイルエクスプローラー、ビルトインクラウドバックアップ、MSペイントのダークモード、RAR、7Z、Tar.gzファイルタイプのネイティブサポートなど、多くの新機能をもたらした。最も注目すべき新機能はCopilot AIで、Bingサイドバーと同様に生成AIチャットボットによるインテリジェントな応答などの機能を提供するが、ダークモードのオン、スクリーンショットの撮影などのローカルアクションがプロンプトにより可能になるなどが追加されている。
Copilotは現在Windows 11でのみ利用可能だが、Windows Centralによる新しいレポートでは、近い将来Windows 10にも搭載される可能性があるという。Microsoftはこの拡張がAIチャットボットのユーザーを増やすのに役立つと考えているようだ。最近のレポートによると、2023年9月の時点で、Windows 11は全世界のPCのわずか23%にしかインストールされておらず、Windows 10は全Windowsコンピュータの71%で稼働しているという。
Windows Centralの情報筋によると、Copilotは今後のアップデートでWindows 10にインストールされ、Windows 10のタスクバーに直接Copilotボタンが設置される。このボタンをクリックすると、「Windows 11とまったく同じCopilotサイドバー」が開くという。同レポートはまた、MicrosoftはWindows 10のサポート終了日を2025年以降に延長することを真剣に検討しているが、まだ何も決定していないと付け加えている。
やはりMicrosoftはCopilotにOSの未来を賭けている。Copilotは生産性を大幅に向上させ、人々がコンピューターと接する方法を変えるのに役立つとMicrosoftは信じているようだ。噂では、来年登場すると言われている次期Windows 12においては、よりCopilot等のAIとOSの融合が進むと見られている。
ただし、2023年11月現在、Copilotは北米、アジアと南米の一部を含む世界の一部地域でしか利用できないことだ。同社によると、この機能は近日中に他の地域にも拡大する予定とのことで、世界的な展開がいつ完了するかは未知数だ。
Source
コメントを残す