デスクトップでBingに話しかけられるようになり、その返事を読み上げることもできるようになった。AlexaやGoogleアシスタントに比べるとレスポンスは悪いが、返ってくる答えは(デタラメや間違いも多いが)遥かにバリエーションに富んだものになっている。
この機能は、まずBingのモバイルアプリ用AIチャットボットで利用可能になっていた。Bingチャットボックスのマイクアイコンをタップするだけで、AIボットと会話することが出来るのだ。
この機能は、現時点では英語、日本語、フランス語、ドイツ語、中国語に対応しているが、Microsoftによると、今後さらに多くの言語に対応する予定だ。話すだけでBingに質問できることに加え、チャットボットは音声合成による回答もサポートするようになり、自分の声で質問に答えることができるようになった。音声入力を使って、Bingチャットに「『ウッドチャックが薪をくべることができたら、どれくらいの薪をくべることができますか?』と尋ねてみてください」とMicrosoftは提案している。
既にMicrosoftは、音声アシスタント「Cortana」を終了することを明らかにしており、その直後にデスクトップのBingチャットの音声サポートを導入した。既にデスクトップへのBingチャットの統合を少しずつ進めているMicrosoftは、今後Windowsへの更なるAI統合を進めることを明らかにしており、Bingの音声サポートはその布石と見ることも出来るだろう。
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