Microsoftは、AIベースの音楽製作ツールを開発しているSuno社と提携し、Microsoft Copilotに入力されたテキストから音楽作成ができる機能を追加した。
ユーザーは例えば、Copilotに「週末の冬の夜に1人で過ごすときに最適な音楽を作ってください」といったプロンプトを入力し、プラグインを介してSunoに音楽のアイデアを実現させることができる。Sunoは1つの文章から、歌詞、インストゥルメンタル、歌声を含む完全な楽曲を生成することができる。
Copilotユーザーは、Microsoft Edgeを起動してcopilot.microsoft.comにアクセスし、Microsoftアカウントでログインし、右側の「プラグイン」メニューからSunoプラグインを有効にすればすぐに作曲を開始する事ができる。
プロンプトを入力するだけで、あとはAIが全てを判断して作曲をしてくれる。最終的には、歌詞と歌声がついた「楽しく、賢く、パーソナライズされた」曲が出来上がるはずだ。インストゥルメンタルの曲を作ることもできる。
ただし、作曲には少し時間がかかるため気長に待つ必要がありそうだ。筆者が試してみたところ、テキストでの返答が1分ほど待った後に行われたが、そこでは「まだ作成中ですが、もうすぐ完成しますので、しばらくお待ちください」と表示され、その後さらに2~3分後に出力が得られた。ただし、現時点では歌詞の出力は行われるが、音源の提供がなかった。これが不具合なのか仕様なのか不明だ。
Microsoftによれば、この機能は今日から展開されるが、段階的なリリースとなる。
Sources
- Microsoft Bing Blogs: Turn your ideas into songs with Suno on Microsoft Copilot
コメントを残す