Samsung(サムスン)の次期フラグシップスマートフォン「Galaxy S23」シリーズ、特にS23 Ultraについては、ここ10年の同社の歴史で最も大きなカメラの改善が見られると言われてきた。スペック的な情報は、メインカメラに、Samsung製となる2億画素のセンサーを搭載すると言う事以外は出てきていないが、今回、その改善について何よりも雄弁に語る“撮影サンプル”とされる画像が流出した。
以下に掲載する3枚のカボチャの写真は、それぞれGalaxy S23 Ultra、Galaxy S22 Ultra、Pixel 7 Proで撮影されたとものとのことだ。写真は中国のソーシャルメディアネットワークWeiboに、リーカーのIceUniverse氏が投稿したものだが、メインカメラで撮影した後、比較のために細部を切り取ったものと思われる。
色の再現性に関しては、各社のアプローチの違いも出てくるため、これは個人の好みにもよると思う。個々で比較すべきは、細部のディテールに関してだ。比べてみると、Galaxy S23 Ultraのディテール描写は他の2機種を圧倒していることが見て取れるだろう。Galaxy S22 UltraやPixel 7 Proも単体では良く撮れていると思うが、Galaxy S23 Ultraと比較すると、どこか“ツルン”とした、ノッペリとした描写になっている事が見て取れる。それに比べると、Galaxy S23 Ultraは、カボチャ表面のザラザラした感触まで感じられそうな描写となっている。
これが本当にGalaxy S23 Ultraで撮影されたサンプル写真であるとすると、これはまだ開発段階での性能と言うことは注目に値するだろう。つまり、来年発売されるまでに、カメラソフトウェアがさらに改良され、更なる性能の向上が期待できると言うことだ。
Samsungは2023年2月第一週に、Galaxy S23 Ultraを発表すると見られている。以前のリークによると、Galaxy S23 Ultraは2億画素のメインカメラ、1200万画素の超広角カメラ、2つの1000万画素の望遠カメラ(1つは3倍光学ズーム、もう1つは10倍ペリスコープ)を搭載し、Snapdragon 8 Gen 2で動作するようだ。
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