PBKreviewsによって、一足先にiPhone 15 Proの分解動画が公開された。特筆すべきはやはりその修理のしやすさだろう。両面のガラスパネルの交換が容易になったことが改めてこの動画からは確認出来る。
PBKreviewsは、iPhone本体からスクリーンを取り外し、内部の構造を明らかにした。動画では新たなiPhone 15 Proのカメラアセンブリを見ることができる。
カメラアセンブリ全体を取り外した後、PBKreviewsはiPhone 15 Proの48MPメインカメラ、12MP望遠レンズ、12MPウルトラワイドレンズのクローズアップビューを提供している。新たな望遠レンズの手ぶれ補正の動きも確認しているPBKreviewsは、iPhone 15 Proの12MP前面カメラとTrueDepth Face IDカメラも取り外しています。その他にも、iPhone 15 ProのTaptic Engine、ライダーセンサー、USB-Cポート、バッテリーなどが紹介されている。
バッテリーは改めて3,290mAhであることが確認出来、iPhone 14 Proの3,200mAhから若干の増加が確認出来る。
PBKreviewsは、ガラスパネルの交換しやすさについては評価しているが、Appleの部品ペアリング要件は変更されていない点を指摘する。
「Appleに関しては、ほとんどの部品がロックされており、たとえ交換したとしても、何らかのエラーメッセージが表示されるか、正しく動作しないことになるだろう」としており、組立能力以上に部品の調達が重要になると述べている。
Appleは画面の交換が正規の修理業者によって行われたことを確認するシステムを搭載している。純正部品が使われていない場合、iPhoneはユーザーに通知する。これは、ユーザーが安価で信頼性の低い修理部品で詐欺に遭うのを防ぐためのものだ。
そのため、実際の修理はAppleに依存する必要があり、場合によっては高額な料金を支払わなければならない。その点も考慮し、iFixitはiPhone 14の修理可能スコアを4点としている。iFixitはまだiPhone 15の分解ビデオを公開していないが、同じような制約のため、同様のスコアが予想される。
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