先日、USB-Cポートを搭載したiPhoneがテストされているとの報道があったが、2023年にUSB-Cポート搭載iPhoneが発売された場合、それまでのiPhoneは中古市場で大幅値下がりするのではないかとの推測が報じられている。
- USB-Cポート搭載のiPhoneが2023年に登場した場合、2022年登場のiPhoneは中古価格が大幅下落する可能性
- 過去にLightningが初搭載されたiPad 4の登場でiPad 3の中古価格が大幅下落したことを指摘
- 賢明なユーザーは2023年のiPhoneまで買い換えを待った方が良いかもとのこと
USB-C搭載iPhoneの登場が中古市場を変える?
EUでは、先月、全てのスマートフォンにUSB-Cの採用を義務付ける法律が多数決で承認された。これを受けて、Appleは同社独自の(そして儲かる)Lightningポートを廃止し、iPhoneへのUSB-Cポート搭載を余儀なくされた訳だ。
Apple関連の情報に詳しいBloombergの記者Marc Gurman氏によると、Appleは既にUSB-Cポート搭載のiPhoneをテストしており、早ければ2023年発売の「iPhone 15」で採用されるという。
そうなった場合、今年2022年の後半に登場すると言われている「iPhone 14」シリーズは、最後のLightning搭載モデルとなるわけだが、USB-Cポート搭載のiPhoneが登場した後では中古市場での価格が大幅に下落するのではないか言うわけだ。
同誌は具体例として、2011年にLightningポートを搭載したiPad 4が登場したときに、ほぼ中身が同じでポートだけが異なる前モデルのiPad 3の中古価格が一気に下がったことを挙げている。
また、USB-Cポート搭載iPhone 15が発売された後に、USB-Cポートを搭載したiPhone 14を少し安く併売する可能性もあり、そういった要因からiPhone 14の中古市場での価格下落が考えられるという。
なお、USB-Cポート搭載iPhoneの登場はあくまでも噂であり、現時点で確定情報はない事には注意が必要だ。
同誌は、「神経質なiPhoneファンは、とにかくより広い設計変更が行われる2023年までアップグレード計画を延期するのが賢明かもしれない」と述べている。
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