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Internet Archive、電子書籍の貸し出しで出版社の著作権を侵害との裁判所判断

Reutersによると、インターネット上のマルチメディアファイルへのアクセスを提供している非営利のデジタルライブラリー「Internet Archive」が、著作権を侵害したとの判決を裁判所から受けたという。

この訴訟は、出版社であるHachette Book Groupが、Internet Archiveが新型コロナウイルス感染症の流行期に最大140万部の電子書籍をオンラインで提供し、出版社に重大な不利益をもたらしたとして起こしたものだ。

Internet Archiveがパンデミック期に開始したサービス「National Emergency Library」は、デジタル貸出システムとの併用が前提で、当初は電子書籍1冊につき1名までとされていたが、その後Internet Archiveがこの制限を解除したため、出版社から不満の声が上がった。

訴訟において出版社側は、Internet Archiveにはスキャンした書籍を貸し出す権利がないと主張し、裁判所は、Internet Archiveは出版社に対してレビューの内容をフィードバックしておらず、相互利益的な行為をしていないとし、電子書籍を貸し出すには出版社の同意が必要であると判断した。

しかし、Internet Archiveは後に、この判決を不服とし、この判決がデジタル時代の知識へのアクセス方法に影響を与え、読者や著者に不利益をもたらすと考え、今後もデジタル手段による電子書籍コンテンツの貸出や参照サービスを提供すると述べている。


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