BloombergのMark Gurman氏が発行する最新のニュースレター「Power On」によると、AppleのM3搭載Macの第1弾が、早ければ10月に登場する可能性があるという。
例年iPhoneは9月に新製品の発表会が開催され、その中でApple Watchも同時に新モデルが登場しているが、「10月にも発表があると聞いている」と、Gurman氏は述べている。
ここで発表されるのが何かという話になるが、それが新たなM3チップを搭載したMacの新機種になる可能性が高いとのことだ。「新しいハイエンドMacBook Proやデスクトップには10月は早すぎるので、新しいチップの最初の受益者は、次期iMac、13インチMacBook Air、13インチMacBook Proになるはずだ」と、Gurman氏は述べている。
M3はTSMCのN3(3nmクラス)ノードで製造されると噂されており、M2に使用されたTSMCのN5P製造ノードと比較して、より高い性能効率と高いトランジスタ密度が約束されている。現時点では、正確な改良点を推測するのは難しいが、同社には、汎用コア数の増加、GPUの強化、アクセラレーターの追加など、いくつかの選択肢がある。
Gurman氏は、Appleが10月にイベントを開催するとも、新しいMacがプレスリリースを通じて発表されるとも、具体的には述べていない。正式なイベントを開催するかどうかの決定はおそらくまだ確定していないが、Appleが重要な新しいMacの発表のためにイベントを開催したいと考えることは想像に難くない。
また、Gurman氏によれば、iPadは、通常10月にリフレッシュされるが、来年有機ELスクリーンを搭載したM3 iPad Proが登場するまでは、大きなアップグレードは期待できないとのことだ。ただし、チップをアップデートしたiPad Airモデルが今秋に登場する可能性があるという。現世代のiPad AirはまだM1チップを搭載しているため、あり得なくもなさそうだ。
加えて、引き続き30インチの新型iMacが開発中であり、早ければ2024年に登場する可能性についても、Gurman氏は報告している。
Source
- Bloomberg: Power On
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