AndroidスマートフォンでGoogleマップをナビ代わりに使っていた場合は、今後少し不便になるかも知れない。Googleは、Googleマップに用意されている機能の1つ「運転モード」を今後廃止する可能性があるようだ。
9to5Googleが見付けたGoogleマップのコードの文字列から、運転モードが2024年2月に廃止されることが明らかになった。最新のGoogleマップアプリv14.52で見つかったコードの文字列は、運転モードに最適化されたUIがAndroidアプリから削除されることを示唆している。
<string name=”el_deprecation_pre_launch_tooltip_description”>This view is going away in February</string>
<string name=”el_deprecation_post_launch_tooltip_description”>To call, message, or play media while navigating, tap the mic to use Assistant.</string>
Googleは2022年10月に「アシスタントドライビングモード」を終了させている。この機能では、地図、メディア提案、オーディオコントロール、通話とテキスト機能を備えたホームスクリーンが提供されていた。
アシスタントドライビングモードと比較して、Googleマップの運転モードは、ユーザーがナビゲーションを開始した後にオンになり、車両のディスプレイ下部に黒いバーとして表示される。
運転モードでは、アシスタント、Googleマップへのクイックアクセス、対応する音楽、ポッドキャスト、オーディオブック、その他の対応ストリーミングアプリを表示するランチャーが表示され、UIは、運転中に操作しやすいようにボタンが大きく表示されるように最適化されている。
だが今回コードの中に見られる文字列を見る限り、GoogleはGoogleマップの運転モードを廃止し、代わりにアシスタントを使ってナビゲートしながら運転することを望んでいるようだ。音声による対話は運転中に役立つ可能性があるため、これは理にかなっているが、機能面、特に適切なナビゲーションに関しては、全体的なエクスペリエンスを低下させるだけだろう。
Source
コメントを残す