Googleは、衛星地図、航空地図、地上地図を通じて、文明の進化や世界の特定地域の景観の変化を追跡するのに十分なデータを長期にわたって収集してきた。以前から「Google Earth」にはタイムラプス機能があったが、この度、さらに2年分の最新データが追加された事が発表された。
Google Earthのタイムラプスは、1984年以降の地形の変化や文明の広がりを、インタラクティブな4次元の世界地図で確認できる機能で、まだ使ったことがない方も多いだろう。この機能は、つい最近まで、2020年までのデータしか利用できなかった。このたびGoogleは、2021年と2022年のさらに2年分の広範な衛星画像を融合させ、最新のタイムラプスを表示する事が出来る様になった。
タイムラプスの衛星データは、NASAや米国地質調査所のランドサット計画、ESAのセンチネル衛星などから収集されたものがほとんどである。Googleのブログ投稿では、灌漑設備が発達したエジプトの砂漠、山火事で破壊されたカリフォルニアのラッセン国立森林公園、ペルーのアマゾン熱帯雨林で蛇行する川が徐々に変化する様子など、注目すべき場所を紹介している。
タイムラプスを使って、自分の住んでいる場所が過去40年間でどのように変化したかを見ることもできるが、面白い場所を見るだけなら、Googleが世界中の300以上の場所から800以上のタイムラプスを集めたライブラリーを用意している。コンテンツはYouTubeでホストされているので、2Dや3Dで十分に見やすいはずだ。また、個々のクリップをダウンロードすることも可能だ。
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