Googleは、6月の「Feature Drop」によって、Androidスマートフォン及びWear OSウォッチにいくつかの新たな新機能の提供を開始した。
Android向けのアップデート
Android向けのアップデートとしては、Google News、Google Play Books、Gboardに変更が行われる。詳細は以下の通りだ:
- 3つの人気アプリの新しいウィジェットが登場:Android 6以降を搭載した端末には、Google TV、Google Finance、Google Newsの3つの新しいウィジェットが追加される。これらの追加により、ユーザーは新しいエンターテインメントの選択肢、株価の詳細、一般的なニュースを常に把握できるようになるとのこと。
- Emoji Kitchen:2020年にGboardに登場したこの機能は、ユーザーが2つの一般的な絵文字をマッシュアップして新しいハイブリッドを形成することが出来る物だ。過去3年間、Emoji Kitchenには様々な変化があったが、最新のアップデートでは、夏をテーマにした絵文字ステッカーを作成し、暖かい季節に友人、家族、同僚に送ることができるようになった。この機能は、Android 6以降の端末で全世界で利用可能だ。
- Reading Practice:Android 8以降を搭載した米国の端末に提供されるReading Practiceは、Google Play Booksに組み込まれた子供向けの新しい読書指導ツールだ。同社は、この機能は無料のメディアでも機能すると述べている。
Wear OS向けのアップデート
Wear OSは今回のアップデートで多くの変更が行われる。これは最新バージョンやPixel Watchのみならず、過去のWear OSデバイスにも適用される。
- Spotify DJと新しいウィジェット:米国、英国、アイルランド、カナダのWear OS 2およびWear OS 3デバイス向けのSpotify DJでは、ヘビーローテーションやお気に入りのポッドキャストからパーソナライズされたコンテンツリストを再生出来る。また、Spotifyがサポートされているデバイスには、新しいセレクションのコンプリケーションとウィジェットが登場した。
- Google Walletチケットのサポート:サンフランシスコとワシントンD.C.のユーザーは、新しいSmarTripとClipperカードのインポートに対応したことにより、スマートウォッチをタップして乗車券として使用することが出来る。この機能は、Wear OS 2およびWear OS 3デバイスを使用しているユーザーで利用可能だ。
- メモ用の新しいタイル:Wear OS 3デバイスのユーザーは、メモやToDoを書き留めるための新しいノートタイルを使用することが出来る。この機能は、全世界で利用可能だ。
Googleはまた、Android端末および対応ブラウザのGoogle Oneの新機能として、「Dark Webレポート」を発表した。この機能は現在米国ユーザーにのみ展開されるが、ユーザーが自分の電子メールアドレスのスキャンを実行し、セキュリティの侵害がないかどうかを確認することが出来るものだ。米国にお住まいの方は、one.google.comにアクセスし、ダークウェブスキャンセクションに「今すぐ試す」オプションが表示されるはずだ。また、米国のユーザーは、同様に社会保障番号のスキャンも可能だ。この機能自体は、今後数ヶ月の間に、最終的に十数カ国に追加展開される予定とのことだ。
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