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GitHub、「Copilot X」を発表:コード補完に留まらないソフトウェア開発の未来を示す

ソフトウェア開発コラボレーションのための主要なプラットフォームであるGitHubは、本日AI主導のソフトウェア開発の次のステップとなる、「Copilot X」を発表した。コード補完のためのジェネレーティブAI利用の先駆者であるGitHubは、最新のGPT-4モデルを採用しCopilotの機能を拡張することにより、OpenAIとのパートナーシップをさらに進めている。

発売から2年も経っていないGitHub Copilotは、すでにソフトウェア開発の世界に大きな影響を及ぼしている。GitHubは本日、OpenAIのCodexモデルを用いて構築されたこのAI搭載ツールが、現在プラットフォーム上のコードの46%を記述し、開発者が最大55%速くコーディングできるようになったことを報告した。コメントとコードを自動完成させることで、Copilotは開発者の集中力と生産性を維持するAIペアプログラマーとして機能する。

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すでに多くの開発者や企業がGitHub Copilotを利用し、生産性や幸福度の向上に貢献している。 (Credit: GitHub)

本日リリースされるバージョンアップ版「GitHub Copilot X」は、AIを活用したソフトウェア開発の未来に向けた大胆なビジョンを示している。アクセシビリティを重視し、単なるコード補完にとどまらず、開発ライフサイクル全体でCopilotを利用できるようになった。ソフトウェア開発におけるAIの変革の可能性は、GitHub Copilot Xで存分に発揮される。定型文や手作業を減らすことで、開発者はより複雑で革新的な仕事に集中することが出来る様になるのだ。

GitHub Copilot Xでは、コードエディターでのChatGPTのようなチャット体験CopilotによるプルリクエストドキュメントでのAIによる回答コマンドラインインターフェースでのCopilotなど、いくつかの新機能を導入している。

Copilotチャットは、OpenAIとMicrosoftがChatGPTと新しいBingで行った作業をベースにしている。GitHubは、開発者のシナリオに焦点を当てたチャット・インターフェースをエディタに導入し、VS CodeおよびVisual Studioとネイティブに統合している。チャットウィンドウの域をはるかに超え、Copilot Xは開発者が入力したコードや表示されたエラーメッセージを認識し、IDEに深く埋め込まれるようになった。

Copilot Xでは、編集体験の強化に加え、Copilotによるプルリクエストが可能になった。この機能はOpenAIの新しいGPT-4モデルによって実現され、プルリクエストのの説明でAIを利用したタグをサポートする。組織の管理者や個々のリポジトリ所有者がインストールできるGitHubアプリを通じて行われる。タグは変更されたコードに基づいてCopilotによって自動的に記入され、開発者は提案された記述を確認したり修正したりすることが可能となる。

GitHubは、開発者がプルリクエストを作成する際にCopilotが自動的に文章や段落を提案する新機能を内部でテストしている。近いうちに、Copilotはプルリクエストのテストが不十分であることを開発者に警告し、プロジェクトのニーズに合わせたテストの候補を提案するようになるだろう。

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(Credit: GitHub)

GitHubはまた、言語、フレームワーク、技術など、ドキュメントに関する質問に対して、チャットインターフェースを用いてAIが生成した回答をユーザーに提供する実験的ツール「Copilot for docs」を発表している。当初は、React、Azure Docs、MDNのドキュメントに焦点を当てている。最終的には、あらゆる組織のリポジトリや社内文書にこの機能を導入し、開発者がChatGPTのようなインターフェースで質問し、即座に回答を受け取れるようにする予定だ。

エディタやプルリクエストに加え、GitHubは開発者が多大な時間を費やすターミナルを効率化した。開発者の時間と労力を節約するために、GitHubは「Copilot CLI」をリリースする。Copilot CLIは、コマンドやループを構成し、クエリを満たすための不明瞭なfindフラグを処理することができる。Copilot CLIは現在ウェイティングリストを設定しており、順次開放される予定だ。


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