ここ数カ月、Galaxy S23シリーズには、これまでのようにExynosバージョンは用意されず、Snapdragonプロセッサのみが採用されると広く報じられてきた。Qualcommは、より多くのGalaxy S23ユニットがSnapdragonチップセットに搭載されることを間接的に確認していた。しかし、本日のSnapdragon 8 Gen 2プロセッサの発表の際、QualcommのOEMパートナーのリストから、不思議なことにSamsungの名前が消えていたのだ。
これは果たして、SamsungがGalaxy S23にSnapdragon 8 Gen 2チップセットを使用しない事になったのだろうか?それとも、何かもっと大きな問題があるのだろうか?オリジナルのSnapdragon 8 Gen 2は、SM8550-ABというモデルナンバーを持ち、これまでのSnapdragonの発表からすると、Qualcommチップの上位ビンディングバージョンには、ACで終わるモデルナンバーが付けられている。
これについては、Samsungはモデル番号SM8550-ACのSnapdragon 8 Gen 2の特別バージョンを使用する可能性があると噂されている。Snapdragon 8 Gen 2 ProやSnapdragon 8 Gen 2 Plusのような特別なブランディングが施されるのだろうか。それは分からないが、少なくとも米国版のGalaxy S23はQualcommのSnapdragonプロセッサを採用していることが確認されている。
また、QualcommはSnapdragon Summit 2022のイベントで、Samsungが「Snapdragon Pro」シリーズの公式プレゼンパートナーであり、Snapdragon Elite Gamingの機能を体験するにはSamsungのフラッグシップスマートフォンが最適であると発表している。そのため、SamsungがSnapdragon 8 Gen 2チップセットの上位バージョンについて、Qualcommと特別な契約を結んでいる可能性がある。
SamsungはGalaxy S23、Galaxy S23+、Galaxy S23 Ultraに異なるバージョンのSnapdragon 8 Gen 2を投入するのだろうか。それとも、これまでの噂とは異なり、次世代フラッグシップスマートフォンにはExynos 2300バージョンが登場するのだろうか。全ては来年の初頭に明らかになるだろう。
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