投資銀行Goldman Sachsによると、iPhone 15 Pro Maxは世界中で最も売れているiPhone 15モデルであり、現在は2023年11月までバックオーダーが積み上がっているという。ただし、この報告は、出荷時期の分析に基づいており、製造や供給源からの情報ではない点には注意が必要だ。Goldman Sachsは、特に中国でのHuaweiとの激しい競争を背景に、「強い需要があるように見える」とコメントしている。
iPhone 15シリーズの予約が2023年9月15日に開始されるやいなや、iPhone 15 Pro Maxはすぐに出荷待ち状態となり、最短で11月中旬にしか出荷されない見込みとなった。Wedbushもすでに、iPhone 15シリーズはiPhone 14よりもよく売れていると報告しており、Goldman Sachsもこれに同意している。
Goldman Sachsは、Apple Storeやその他小売店の出荷時期の分析に基づいて、iPhone 15シリーズの需要が強いと結論付けている。特に、中国本土ではiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxの出荷待ちが最も長いと指摘している。一方で、iPhone 15 Plusは中国で約2週間の出荷待ちであり、iPhone 14 Plusよりも成功している可能性があると報告している。
しかし、Appleはどれだけの数のiPhoneを製造したのか、またその内訳がどのようになっているのかを公表していない。そのため、例えばピンクのiPhone 15が他の色よりも少なく作られているために売り切れている可能性も考慮しなければならない。
iPhone 15 Pro Maxについても、実際に出荷時期が遅いという情報だけでは、1番人気の機種であるとも言い切れないだろう。これは、既に報じられているように、iPhone 15 Pro Maxがその新機軸である「テトラプリズム」を採用した望遠レンズの製造工程の問題から、そもそもの製造数が限られているため、出荷時期が遅れているという可能性もあるだろう。
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