Armは、2022年度第3四半期の業績を発表し、売上高が前年同期比28%増の7億4,600万ドル(約978億円)となったほか、パートナーが同社のアーキテクチャ設計を用いたチップを今年だけで80億個以上出荷し、累計出荷数が2500億個以上に達したことを明らかにした。
これは、ライセンス料が前年同期比65%増の約3億ドル(約393億円)となったことに加え、自動車用OEM、クラウドサービスプロバイダー、マイクロコントローラメーカー、家電用半導体メーカーと新たに長期的な戦略的パートナーシップを締結したことによるものだ。
しかし、Armは、新たな長期戦略的パートナーシップ契約の詳細については明らかにしなかった。
ロイヤリティ収入は、Armベースのサーバ技術や自動車用チップの需要増、Armv8命令セットアーキテクチャを採用したハイエンドフラッグシップ携帯電話やサーバの継続的な成長により、前年同期比12%増の4億4600万ドル(約600億円)を達成した。
さらにArmは、自動車、最終製品、インフラ、モノのインターネットといったターゲット市場を強調し、これらすべてが2桁または3桁の収益成長を遂げている。
Softbankは現在、Armの再上場を計画しているが、上場先としてニューヨークまたはロンドンを選択することはまだ確定していない。
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