Android TVやChromecast with Google TVのようなデバイスはリモコンの接続にBluetooth LEを使うので、従来のTVリモコンよりも多くの機能を備え、例えば音声コマンドで操作すような、高度な操作が出来る。しかし、欠点は、従来の赤外線リモコンよりも電力を消費するので、頻繁に電池交換をしなければならないことがあげられるだが、この状況も今後は変わるかも知れない。それどころか、今後はリモコンを充電したり電池を交換する必要さえもなくなる可能性があるのだ。
多くのメーカーが独自のリモコンを搭載したテレビを製造しているが、Android TVやGoogle TVデバイスに搭載するリモコンの簡単な設計図が欲しいというメーカー向けに、リファレンスデザインを作成するコンサルティング会社がある。英国のTW Electronicsは、ユーザープロファイルを切り替えるための専用ボタンを備えたスマートテレビのリモコンを以前にデモンストレーションを行っているが、最近興味深い新デザインを披露した。このリモコンは、標準的なGoogle TVリモコンと同じボタン配置を採用しているが、太陽電池パネルを搭載しているのが目新しい。
太陽光発電パネルは、太陽光によっても発電されるが、光ならば(強弱により発電量の差はあるが)何でも良く、同社によると、リモコンに太陽光発電パネルを搭載する事で、屋内の明るさでもBluetooth LE接続の電力消費が賄えるという。TW Electronicsは、新しいリモコンのリファレンスデザインにExegerのPowerfoyleシリーズの太陽電池を使用している。
これはとりあえずはリファレンスデザインであることを考えると、製品化するかどうかは今後の各メーカーの動きによるだろうが、今後、GoogleのChromecastに同梱されるリモコンに採用される可能性もあるかも知れない。
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