AppleのiOS 17に関する最大の噂の1つは、Appleの公式ストアである「App Store」以外のサードパーティストアからのアプリインストールを可能にすることが噂されているが、この機能について、Appleはその機能をヨーロッパのiOSデバイスにのみ提供する可能性があるとのことだ。
この情報は、Bloombergの記者であり、Appleのリーカーとして有名なMark Gurman氏が最新のMacRumorsポッドキャストで明らかにしたものだ。iOS 17のアプリのサイドロード機能がヨーロッパだけに限定される可能性があることについて、Gurman氏は、欧州連合からの規制圧力が収束した場所であることから、この機能はヨーロッパでのみ使用できるようになる可能性があるとコメントしている。Appleは、ユーザーがサードパーティーのアプリケーションをダウンロードして使用できるようにすることを要求されているが、AppleはApp Storeがプライバシーやその他のセキュリティ問題に対してオープンになってしまうと強調している。
Gurman氏は、AppleはEUの規制を遵守するために必要最低限のことしかしていないだろうと述べ、厳しい影響を受けるかどうかわからない行為であることを指摘した。また、iOS 17でのサイドロードは、デジタル市場法が適用される国でのみ利用可能であり、現時点ではEUだけであるとしている。さらに同氏は、Appleが6月5日に開催するイベント「WWDC 2023」の基調講演で、iOS 17のサイドローディング機能について言及することもないだろうと考えているという。
仮にAppleが欧州でiOS 17にサイドロードを追加したとしても、Gurman氏はポッドキャストで、同社はアプリ開発者にサードパーティーのストアでアプリを公開する場合、追加料金を支払わせる可能性があるとも述べている。
デジタル市場法とは別に、EUはAppleやその他のテクノロジー企業に対し、2024年までに自社製品をUSB-Cに移行するよう求めている。Appleはすでにこの変化に備えているようで、次期iPhone 15ファミリーはUSB-Cポートを搭載し、その過程でLightningインターフェイスを完全に放棄すると言われている。
Gurman氏はまた、WatchOS 10がApple Watch OSのメジャーアップデートとなり、スマートウォッチと対話するためのいくつかの新しい方法が追加されるという以前のレポートを繰り返した。
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