世界的な不況の影響で、Macの販売台数が減少しているようだ。The Elecが共有したレポートによると、AppleのMacBook Air、MacBook Proなどのモデルは需要が減少し、その結果、Appleは同社独自のM2チップの生産を停止することになったとのことだ。2月まで生産を停止させたが、需要の減少の激しさを増しており、売上が元に戻るまで、しばらく時間がかかるという。
台湾のTSMCは、1月と2月に5枚のナノプロセスM2チップのウェーハワークピースを半導体パッケージテスト(OSAT)の委託先に送らなかったと、3日、OSAT業界が発表した。MacBookの需要が減少したため、Appleが生産中止を要請したためとみられる。
The Elec
Appleは昨年のWWDCイベントで、デザインを一新したMacBook Airと一緒にM2チップを発表した。このチップはTSMCの5nmアーキテクチャで製造され、CPUおよびグラフィック性能の向上と、より優れたバッテリー駆動時間を特徴としていた。このM2チップについては、今後15.5インチの大型ディスプレイを搭載したMacBook Airに搭載される事も噂されていた。
AppleはM2チップの生産を再開したが、その水準は昨年と比較してほぼ半分である。M2チップの需要は、同社の売上高が前年比で5%減少していることを明らかにしている。これは、一部のアナリストが推測していたよりも需要が低いことを示している。
M2チップは、M2 ProおよびM2 Maxチップを搭載した14インチおよび16インチのMacBook Pro新モデルの発売により、さらにアップグレードされた。さらに、今年後半には3nmプロセスを採用したM3チップも公開すると見られている。Appleは6月5日にWWDC 2023イベントを開催する予定で、ここで稀ではあるが、新しいハードウェアも発表する可能性がある。
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