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AIスタートアップのAnthropicは、OpenAIやGoogleに対抗する可能性のある同社の大規模言語モデル(LLM)の最新版「Claude 3」を公開し注目を集めているが、投資家からの多くの注目も集めている。

そうしたAnthropicの株式取得を目指す投資家の中に、潤沢なオイルマネーに物を言わせる事で有名な中東の政府系ファンドがあるが、事情に詳しい関係者の話によれば、Anthropicの幹部らは“国家安全保障上の理由により”サウジアラビアからの資金受け入れを拒否しているとのことだ。

サウジアラビアの政府系ファンドが取得を狙っている株式はAnthropicの発行済み株式の8%に相当し、暗号通貨取引所FTXが所持していた物で、同社の破綻により破産手続きの一環として売りに出ている物だ。この株式はFTXが3年前に5億ドルで取得した物だが、AIブームによって現在は10億ドル以上の価値がある。売却代金はFTXの顧客への返済に充てられる。交渉は進行中で、今後数週間以内に完了する予定だという。

CNBCによると、Anthropicの創業者は潜在的な投資家を拒否する権利を持っているが、現在の資金調達プロセスには関与していないという。

サウジアラビアに関するAnthropicの国家安全保障上の懸念は、デュアルユース技術–民間と軍事の両方に使用できるソフトウェアや技術–をめぐるものである可能性がある。対米外国投資委員会(CFIUS)は、特定の分野における特定の投資源からの外国投資を阻止することができる。またサウジアラビアが中国と友好な関係を築いていることも理由の1つだろう。


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